レビューの種類

レビューの目的やレビューアの役職、スキルに応じて、実施するレビュー技法を選択する。
レビューの種類とレビュー技法と混同して話すことが多いので注意が必要。

NO.名称実施目的
教育レビュー関係者の知識レベルを引き上げる
マネジメントレビュープロジェクトの計画、体制やリスクをステークホルダーで共有する。
フェーズレビュー工程審査。次のフェーズに進めてよいか決断する。
ピアレビュー成果物の欠陥と改善を促す。
コードレビュープログラムコードの欠陥と改善を促す。
プロジェクト終了レビュー反省と教訓を得る
ステータス確認レビュー進捗状況、問題、リスクの確認・共有を行う。

 

Wordファイルのページ数を取得する

読者
読者
複数あるファイルのページ数を一括で取得したい
PowerShellを使えば取得できるよ
管理人
管理人

作成したWordファイルのページ数を取得したいことがありませんか?
類似システムのWordファイルの頁数を基に、設計作業の見積り根拠にしたり、
成果物の納品報告書の頁数を記入したり。。。等々

対象のファイルが数ファイルなら、1ファイルずつ開いて確認できます。
ですが、複数ファイルもあったり、フォルダがネストして格納していると、指定が面倒です。
そういう時は、次のPowerShellを使って、一括に取得してしまいましょう。

ソース(page-count.ps1)

# 結果出力(C:\temp\output.csvに結果を出力する)
$outpath = “C:\temp”
$output = $outpath + “/output.csv”

# 引数チェック
function usage {
Write-Host “Usage: “page-output.ps1 Input-dir “<directory path>”
exit 1
}

if ($args.length -eq 0) {
usage
}

$inpath= $args

# 出力ファイルを削除
if (Test-Path $output) {
Remove-Item -Path $output
}

# 指定されたパス配下のファイルを取得(サブフォルダも対象+docファイルのみ)
$target = Get-Childitem $inpath -r -include *.doc -exclude *コピー*,*.back,~* | Where-Object {-not $_.PSIsContainer}

# WSHのShellオブジェクトを生成
$shell = New-Object -Com Shell.Application

# ファイル分だけ繰り返す
$target | ForEach-Object {

# GetDetailsOfに必要なオブジェクト
$folderobj = $shell.NameSpace($_.DirectoryName)
$item = $folderobj.ParseName($_.name)

# ファイル出力
$_.DirectoryName + “\” + $_.name + “`,” + $folderobj.GetDetailsOf($item,157) | Add-Content $output
}

 

プロパティの取得(ページ数を表す番号を確認する)

もし、GetDetailsOf($item,157)でページ数が取得できない場合に下記のソースを実行して、番号(=157)を確認する

$sh = New-Object -ComObject Shell.Application
$folderobj = $sh.Namespace(‘C:\test’)
$item = $folderobj.ParseName(‘サンプル.docx’)
for($i = 0; $i -lt 300; $i++){
echo ([string]$i + ” : ” + $folderobj.GetDetailsOf($item, $i))
}

実行

PS C:\> page-count.ps1 対象ディレクトリ名

※C:\temp\output.csvに結果が出力されます。

コマンドの解説(備忘録)

ファイルの絞り込み -include

# 単一の拡張子で絞り込む場合(例:docファイルのみ取得)
PS C:\> Get-ChildItem -File -r -include *.doc

# 複数の拡張子で絞り込む場合(例:docファイル、dotファイルを取得)
PS C:\> Get-ChildItem -File -r -include *.doc,*.dot

ファイルの除外 -exclude

# 単一の拡張子で除外する場合(例:docファイルを除外)
# 例)jpg拡張子を含まないファイルを取得する
PS C:\> Get-ChildItem -File -r -exclude *.doc

# 複数の拡張子で除外する場合(例:docファイル、dotファイルを除外)
PS C:\tmp> Get-ChildItem -File -r -exclude *.doc,*.dot

指摘の受け止め方・心構え

読者
読者
指摘されると落ち込むから、レビューはしたくない

指摘の内容を分類する

レビューの指摘には、「正当なもの」と「理不尽なもの」がある。例えば、「表でまとめた方が分かりやすい」という指摘は、修正が可能で正当なものだ。一方、「どんな経験をしてきたんだ!」という批判は理不尽で、いまさら修正はできない。指摘を分類した上で、正当な指摘については真っ直ぐに受け止め、改善し、理不尽な指摘はスルーしてしまおう。

指摘の前提を確認する

指摘の大半は、指摘した人が何らかの前提(価値基準)で、発言している。その前提が理解できれば、修正・改善の方向性が見えてくるし、気持ちも楽になる。指摘している前提を確認してみよう。

ジャッジする

指摘者に対して、指摘の確認にした際に、「明確な答えがない」、「根拠が不明瞭」の場合は、必ずしも指摘を受け入れる必要はない。こういう指摘に対しては、その場を収めるため、表面的には従うという“大人の対処法”を取りつつも、スルーしてしまおう。議事録に書かなければ忘れていることも多い。

ファントムインスペクター

ファントムインスペクターって?

レビューアが事前にチェックしても見つからなかった問題が、レビューで集まってディスカッションすると、新たな重要な問題が見つかることがある。それを、ファントムインスペクターというらしい。(参考文献参照)

1人のレビューアの指摘がきっかけになって別のレビューアが気づきを得て、問題に気付くことがある。
また、司会による発言の促しもきっかけになることがある。司会は、ファシリテーターとして重要な役割も担っている。

 

参考文献

体脂肪を減らすVAAM

最近、ライドに持っていく飲み物はVAAMにはまっています。
持続力があるような気がする。(プラシーボ効果かな)
Amazonで、定期買い設定をしてます。(定期買いの商品が3点以上あれば15%引き!!)

レビューのアクティビティ

 

計画準備ミーティング修正検証
インスペクション必須必須必須必須必須
チーム必須必須必須必須必須
ウォークスルー必須必須必須必須不要
ペアプログラミング必須不要必須必須不要
パスアラウンド不要必須任意任意不要
アドホック不要不要必須必須不要

 

参考文献:

レビュー技法

レビュー技法とは、レビューの開催方式のことです。(レビュー種類と混同しやすいので注意)
レビューの用途に合わせて、レビュー技法を選択することで、レビューを効率よくかつ効果的に進められるようになります。

大分類小分類説明
パスアラウンドレビュー対象である成果物を複数のレビューアに配布・回覧し、フィードバックを求めるレビュー
ピアペア作成者が1人のレビューアと一緒に成果物を調べるレビュー
ウォークスルー複数のレビューアに対して作成者が行い、フィードバックを求めるレビュー
重要な指摘のみ記録することが多い。
インスペクション予め決められたルールに従って厳格に行うレビュー